オト&おはぎ兄妹

先月23日にお預かりした2頭

おはぎちゃん
オトくん
大きくなってきて問題が出てきました。
オトくんミルクの飲みが悪くなったので
様子を見ていたら
呼吸が苦しそうで病院へ…
青い線…気道
心…心臓
赤い線…胸骨
赤い点線…本来の胸骨の位置

レントゲン撮ったら「奇形」と
診断されました。

多分ただの奇形ではなくて
漏斗胸だと思います。

酸素室をレンタルして24時間
管理中です。
ミルクの飲みも悪くなったので
カテーテル授乳しています。

通常、このサイズの子はカテーテルは
危険なのでしないのです。
動きが出てくるとカテーテルを
嫌かってしまい、動くとカテーテルが
ズレて誤飲性肺炎になりやすいのです。


でもオトはカテーテル授乳しないと
生きれません。
自然のままに…という方も
いらっしゃると思います。

漏斗胸は外科手術をすれば
生きる事が出来るんです。
その他に遺伝的疾患や内蔵の奇形などは
どうしようもありませんが…


手術して生きられるならば
助けたいし、弱っていくのを
ただ見ているだけは出来ません。


漏斗胸の手術はかなり難易度が高く
茨城県はほぼ全滅。
埼玉のボランティアさんで
古くから活動されている方に
病院を教えてもらいました

木曜日には1度診て頂きます。

往復で3時間。診察待ち等で1時間。
合計4時間〜5時間の間
酸素室から出るのは致命傷なので
車でも使える酸素濃縮器を
もう1台レンタルしました。


キャリーにチューブを入れて
ビニール袋でキャリーを包み
排気穴を開けて簡易酸素室の
出来上がりです( ˙꒳˙ )ゞ


どうかオトが生きられるように
応援してください。


NEKOGOTO

茨城県動物指導センター 登録個人ボランティア。 2019年からミルクボランティアで センターから乳飲み子を引き出し 育てて譲渡しています。 譲渡会を運営しており沢山の猫達に ずっとのおうちを見つける 手助けもしています。 ここでは譲渡会に参加する猫たちや 個人ボランティアの所にいる猫たちの 紹介をし、不幸な生命を増やさない活動を しています。

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